変形性股関節症の患者が家族にいる場合は、家族の看護、サポートが不可欠となります。
特に手術をする場合は入院期間もおよそ2週間以上は必要となります。
この際、服の着替えなどの運搬も含めて頻繁に病院に通うこととなります。
また、手術を終えた後も、基本的に人工関節を装着している患者は、重い荷物などをしばらく持つことが出来ません。
看護する側としては、このような事情を踏まえて病院の選択から話し合いをもって進めていくことが重要です。
術後に最も注意しておかなくてはいけない点は、常に
●脱臼の危険性
を持っているという事実です。
人工関節は転倒などによって位置がずれ外れてしまうこともごくまれにあります。
転倒の危険性がないように、家の中の足元部分などにその要因がないか?についても注意を払っておくことが大切です。
しかし、過保護な看護は必要ありません。
これは逆に患者の為にも、家族の為にもならない為です。
看護のスタイルとしては、自分で出来る範囲の事は自分でやらせるようにし、危険性のあるものは逆に注意をするスタイルが望ましい看護です。
その為にも医師との連携は必ず患者、医師、家族などの3者間で行う事を徹底し、看護側も変形性股関節の症状などの知識を身につけることが重要です。