変形性股関節症の知識

 関節なび.COMでは、変形性股関節症の手術内容、運動療法、手術後のリハビリテーション・看護の負担についての解説しております。

人工関節の種類と基本概念

 変形性股関節症の手術で用いられる人工関節について解説します。

 人工関節は主に
●コバルトクロム合金
●チタン合金
●超高分子ポリエチレン
 などの、金属、セラミック、プラスチック成分で形成されております。

 耐久性が高く丈夫な素材。

 これが人工関節の基本です。

 また、人体の内部に設置される材料ですから、人体に害のない成分であることも重要です。

 これらの条件を満たし、かつ丈夫で長期的に使用できる素材は今後更に開発されてくるでしょう。

人工関節の固定方法について

 人工関節は主に歯科などでよく用いられる
●骨セメント(コツセメント)
 によって固定されたり
●スクリューによるネジ
 によって骨に固定された状態で装着されます。

 人工関節のサイズに見合うように骨を削りとっていく作業は、かなりの力が必要です。

 尚、人工関節の寿命は飛躍的な技術の進展により、近年では20年程度の耐久性があるとされております。

人工関節の耐久性【イラスト図】

 人工関節の耐久性はこのように近年飛躍的に向上はしているものの、やはり人工関節は消耗品であることに変わりありません。

 その為、40代・50代の方の場合は手術療法を検討するよりも、保存療法から治療を行い一定の年齢になった時点で人工関節置換術を検討していくような流れを取り入れる場合もあります。

 これは60代以上の老齢期の方の場合は、平均寿命という統計的なデータ範囲で判断した場合は、一回の手術で一生交換をせずに人工股関節を使用出来る為、総合的に人体への負担が軽減できると考えることもできるためです。

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